代表取締役社長 仲田 富久

「プログラミングは、
もっと自由で、もっと面白い。」

Q1: 創業のきっかけを教えてください。
もともとは2,000名規模のソフトウェア会社でエンジニアをしていました。管理職として組織を率いる立場でもありましたが、バブルが弾け、会社が幕を閉じました。失業し、「自分は何ができるのか、何がしたいのか」を真剣に考えた時、出てきた答えは「やはり自分の武器は開発だ」ということ。もう一度、システム開発を組織としてしっかりやりたい──そう思って1996年、福岡のインキュベーション施設の第1期生として、一人でスタートしたのが始まりです。そこから一人、また一人と仲間が増え、気づけば30年。長く勤めてくれる社員も多く、本当に人に恵まれた会社だと思っています。
Q2: 未経験でも大丈夫ですか?採用で重視していることは?
よく「ITは数学が得意じゃないと無理ですか?」と聞かれますが、計算能力は重要ではありません。大切なのは「ならば」の考え方、つまり論理の組み立てです。「AだからB、ゆえにCになる」と筋道立てて考える。これが好きな人なら、文系・理系に関わらず一流のエンジニアになれます。弊社には独自の適性検査がありますが、これは今のスキルを測るものではなく、「エンジニアとしての素養」を見極めるためのもの。だから未経験でも全く心配いりません。実際に、文系出身で入社し、1年後には現場の第一線で活躍している若手がたくさんいますよ。面接はできるだけ私自身が直接会って話をするようにしています。スキルだけでなく、「どう考える人か」「どう向き合う人か」を見たいからです。
Q3: 社内の雰囲気は?定着率が高い理由はどこにあると思いますか?
あまり管理はしていません。それぞれが自分で考えて動くことを大切にしています。その分、任せる部分は多いですが、お互いに教え合ったり、支え合ったりする空気は自然とできています。無理に作ったわけではないのですが、気づけばフラットで仲の良い雰囲気になっていましたね。フットサルやバスケのサークル活動への補助、忘年会や社員旅行も盛大にやります。今年は30周年なので、みんなで石垣島に行こうと計画中です(笑)。「仕事は楽しんでやるもの」という空気があるから、20年以上一緒に働くベテランもいれば、新卒からずっと頑張ってくれる若手もいる。この定着率の高さは、私たちの誇りです。
Q4: ユニークな福利厚生制度があると聞きました。
エンジニアとして腕を磨くのは当たり前ですが、それと同じくらい、自分の将来の資産形成や人生設計も大事にしてほしいんです。若いうちから資産形成を意識してもらうきっかけとして、つみたてNISAを利用する社員には会社から月額手当を支給しています。学ぶ環境という意味では、資格取得の支援制度も整えています。試験に合格した際には会社からサポートを受けられますので、「スキルアップしたい」「キャリアの幅を広げたい」という意欲のある方には、とても働きやすい環境だと思いますよ。社員が将来「この会社にいて良かった」と思えるようなサポートは、これからも積極的に取り入れていきたいですね。
Q5: 応募を考えている方へメッセージをお願いします。
プログラミングの醍醐味は、自分の考えた通りにモノが動く喜び、そしてそれが誰かの役に立つ喜びです。思い通りに動かない時に工夫して、パッと動いた瞬間の嬉しさは、何十年やっていても色褪せないものです。特別なことを求めているわけではありません。自分で考えることを大切にしながら、周りときちんと向き合える人と一緒に仕事ができればと思っています。まずは楽しむ気持ちを持って飛び込んできてください。クリックというチームで、一生モノの技術を一緒に手に入れましょう。

インタビューを終えて

「IT業界は人がすべて」と語る仲田社長。印象的だったのは、資格取得支援やつみたてNISA手当といった制度の背景に、単なる"待遇改善"ではなく、「成長したい人が集まる会社にしたい」という明確な意志があることだ。
成長意欲のある社員が集まれば、自然と互いが刺激し合い、技術も組織も底上げされていく。クリックの30年が証明しているのは、会社が社員を育てるだけではなく、成長しようとする社員たちが会社を強くする──そんな好循環なのかもしれない。